2019/06/15

損切りの仕方とリスクリワード、ドル円の値幅、資金を守る2%ルールについて

ハサミ


<損切りってやっぱしたほうがいいの?>



皆さん、損切りってどうやってます?

巷では「損切りは絶対!」と言われてますけど……。

僕についてぶっちゃけてしまうと、「する時としない時がある」、本音を言うとこれです。


某億トレさんも「損切りしすぎると資金が減るからしすぎないほうがいい」と言ってます。(ただしこれは低レバの人に限る、切らないと死んじゃいますからね笑)

とはいえ、レバがやばくなっても両建てで一時的にレバを上げてしのぐやり方もあるので、一概に損切りだけが唯一の手法じゃありません。

(両建てについては「ナンピン&両建てってホントにダメなの??〜巷に広まっている嘘と真実〜」で詳しく解説しています)


世の中、巷で言われていることだけがすべてじゃないーー。これはFXの経験値を積めば積むほどわかってきます。


損切りに話を戻すと、「優位性の高い損切りの仕方」というものは確かに存在します。




A:「直近の高値(安値)を抜けたら切るというように、チャートから判断して損切りの値を決める」>>>>>>>>>>>>>>>>>B:「●●pips逆行したら自動的に損切りするやり方」>>>>>>>>>>>>>>>>>C:「損切りは一切しない」





A〜C、上から順に優位性が高いと言われています。

順番に見ていきましょう。



まずAの「チャートから判断して損切りの値を決める」

これにはリスクリワードの考え方が関係してきます。

わかりやすいようにチャートを出しながら解説しますね。


下はドル円の4時間足です。

4時間足ナンピン


僕のチャート手法(「インジケーターは何を使えばいい?」参照)から言って、R1とボリバン上限がぶつかる108.5あたりでドル円ショートしたいとする。

この場合の損切り設定値は、R1とボリバン上限を抜けるあたりの108.6。

逆に利確ポイントはS1の108.2あたりとする(実際にはスプレッドを考えて利確ポイントを数ピプスずらします)。

逆行して損切るのはたったの10pips。それに対して利益期待幅は40pips

ここで、「リスク1:リワード4」の法則が成り立ちます。


プロトレーダーはこのように、常にリスクリワードの観点から計算しつつポジションを取っているのです。

(僕自身がいつもこんな風にうまくやれてる、ってわけじゃないですよ念のため笑)

これがAの「チャートから判断して損切りの値を決める」やり方です。


要は、損切り幅が少なくて済む場所が来るまでひたすら待つ、ってことですね。

最低でもリスクリワード1:2、理想は1:3くらいはほしいところです。

リスクリワード1:1だとスプレッド分損してしまいますから。




Bの「●●pips逆行したら自動的に損切りする」手法、これはもう意志の弱い方向けですね。

最初から取引画面で、たとえば10pipsなら10pipsの逆指値を設定してしまい、あとは自動に任せる。

人間、切ろうと思っても含み損を見て途端に切れなくなることってままありますから(;д;)


ただ、こちらはチャートの高値安値を見て判断しているわけではないので、損切りの手法としては一段階劣るかな、という印象です。



損切りについてもう一つ大事なこと。

それは、トレード1回に対する最大損失額を資金に対して2%に抑えるということです。

これを「2%ルール」と呼びます。


なぜ2%なのかって?

ラリー・ウィリアムズという外国のお偉いさんが提唱したことから2%が基準になってますが、これ別に、1%でも3%でも許容範囲を自分で設定し直しちゃっていいんですよ。


1日にデイトレやナンピンを何回もやる人なら、1日トータルの最大許容損失額を4%に設定するとかね。

その辺は好きに改良していってください。

ただし、基本中の基本であるトレード1回に対する最大損失額を資金に対して2%に抑える、これだけは常に頭に入れておいてください。

"種" を守らなきゃトレードそのものができなくなっちゃいますから。



最後のC、「損切りは一切しない」について。

ドル円に限って言えば、ぶっちゃけ7割はレンジ相場なので、切らないで持っておけばいずれは戻ってきます。

ロングならスワップもつきますし、今ってドル円のスワップも結構おいしいですからね(*´v`)


でも損切らないと、残り3割のトレンド相場で資金を全部失います((((;゚Д゚)))))))

少し前だと2016年のトランプ相場、最近だと2019年正月に起きたフラッシュクラッシュでしょうか。


参考までに、両者のドル円の週足を載せておきます。

こんな相場でハイレバで切らなかったら確実に死にますよ(笑)


2016年のトランプ相場(101.2から118.6まで連続陽線)
トランプ相場


2019年のフラッシュクラッシュ(113.4から104.4まで年末年始に暴落)
フラクラ


とはいえ、このような極端な一方通行相場でも、低レバで耐えた人たちにはご褒美があります。

助かる方法があるんですよ、ちゃんと。

それはナンピンして平均レートを下げて逃げ切るという手法です。


現に僕、フラッシュクラッシュの大暴落が起きた時、たまたまレバ5倍以内でロングのポジション(110.3L)持ってたわけですが、低レバによる恩恵でなんとか強制ロスカットを免れたあと、107付近から怒涛の買いナンピンして平均レートを下げてクソポジ救いましたから……(あれは我ながら危なかった……)

(詳しくは「ナンピン&両建てってホントにダメなの??〜巷に広まっている嘘と真実〜」を参照)



過去記事でハイレバ海外口座を勧めておいて今度は低レバ?と思うかもしれませんが、「僕が使っている海外口座について」でも述べたように、相場はサーフィンみたいなものなので、常に全力で行くのではなく、相場を見ながらハイレバ局面と低レバ局面をうまく使い分ける必要があります。



話を戻しますが、「損切りは一切しないぞ」という方は、レバ5倍以内(理想は2倍程度)の低レバ必須です。


参考までに、下の図は「ドル円の10年間における一日の最大変動幅」です。

この図が示す通り、約4円から8.5円の値幅で急激な変動が起きてることがわかります。

ドル円日足値幅のランキング
参照:サラリーマンの資産運用のお勉強「ドル円レートの一日の最大変動幅について(2007年からの過去10年の値幅トップ10)」



2011年の日銀為替介入と2016年のトランプ相場以外はほぼ暴落しているーー。

ここから何がわかるかというと、特殊な暴騰は無視して、トレーダーは常に、いつ来るかわからない暴落(●●ショック)に備えよ、ということです。


つまり、買いポジションは売りポジションよりも常にレバを低くしてポジるべき、ということです。

これ結構大事なこと言ってますよ、売りと買いで常に同じレバを張ってたらダメなんです

僕が、マイナススワップがあるにもかかわらずショートが好きな理由もココにあります。

ショートはロングよりも多くレバを張れるからですね。


あ、相場の大変動を引き起こすような重要な選挙(Brexit やアメリカ大統領選挙)前にポジションを持たないのは大前提ですからね!


以上、損切りの仕方とリスクリワード、ドル円の値幅、資金を守る2%ルールについて語ってみました。

参考になれば幸いですヾ(・∀・)ノ



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