2019/06/15

ナンピン&両建てってホントにダメなの??〜巷に広まっている嘘と真実〜

悩む



前回の記事(「損切りの仕方とリスクリワード、ドル円の値幅、資金を守る2%ルールについて」)でナンピンと両建てについて少し触れましたが、今回はこれを少し掘り下げていきたいと思います。


果たしてナンピン&両建ては本当に悪なのか??

答えはNOです。

巷で言われていることが絶対ではないというのは、長年トレードをしていれば経験でわかってきます。


たとえば、前の記事 にも書いたとおり、僕は2019年の正月に起きたフラッシュクラッシュの大暴落で、たまたまレバ5倍程度で持っていたロングのポジション(110.3L)を、107付近から怒涛の買いナンピンして平均レートを下げて救ったことがあります。


もしあの時チャートをこの目で見ていたら、大底の104.5あたりで、いや、さらにリバった後の107、108あたりで観念して110.3Lを損切っていたかもしれません。

でもレバに余裕があったため、「これだけのリバがあれば110.3Lはマーチンで救えるかも」と確信し、ナンピンを繰り返してロングの平均レートを下げていったわけです。


いま出てきた「マーチン」という言葉ですが、正確には「マーチンゲール手法」というカジノ等で使われる用語の一つです。

簡単に言うと、ナンピンを次のポジションでは最初の倍に、その次はまた倍にして打っていく技です。



例えば最初のポジションで10万通貨(10枚)ポジったとしたら、次は同じ方向に20枚、その次は40枚という感じで平均レートを上げて(下げて)いきます。

自分のポジションが不運にも逆行した場合、こうやってポジを倍々にして平均レートを上げ下げして調節するわけですね。



実際に、下のドル円60分足で解説してみましょう。

時間足


自身のテクニカル手法 に基づき、ロウソク足がS1を抜けたので108.16でショートを5枚ポジったとします。

だけど運悪く相場が逆行し上がってしまった。

R1を抜けた108.58付近でいったん跳ね返され、さらに時間足でも陰線が出たので、今度は108.53でSを倍の10枚打つ。

ここも突破されてしまったら、今度はR2手前の108.72でさらに倍のS20枚。


下げトレンドを確信し、S1の108.2まで戻ってくるだろうと目標レートを予想します。

すると平均レートは108.6まで下がり、合計ポジションは35万通貨になります。

表にするとこんな感じです。




ナンピンくん




ナンピンによって平均レートが108.6まで上がりましたね。

最終的に目標レートの108.2まで再び下げてくれば、40pips獲得でき、14万円の利益になるわけです。

これがマーチンゲールの威力です。

ちなみに上の計算ツールは「ナンピンくん」と言い、だれでも無料で使用できます。



もちろん相場が止まらず何円も上がり続けた場合、損失が拡大するリスクもあるので絶対はありませんが……。

だからこそ、どんな時も基本はトレンドフォローでポジションを取るべきなのです。

トレンドフォロー型のポジ取りなら、一瞬逆行してもホールドしていればそのうち戻ってきますから。

トレンドとはそれほど強いものなのです。相場の波に逆らってはいけません。



一撃でポジションを取らず、自分の相場観を最初から疑い、逆行することを前提に、薄く薄く張っていく

これがマーチンゲールと呼ばれるナンピン手法です。



両建ても同様、使いようによっては有効な手法になりえます。

それはどんな時かというと、ひとえに追加入金の資金が足りない時ですね。


このままでは維持率が足りなくてロスカされてしまう、でももう入金するお金がない……。

そんな時は、持っているポジションと逆のポジションをあえて取り、一時的に維持率を上げるのです


先ほどの60分足で解説してみましょう。

時間足


108.2でショートを取ったら逆行して爆上げしてしまった。

維持率は100を切っている、でも追加入金するお金はない……。

そんな時はひとまず108.2で別のロングを持ち、一時的に維持率を復活させるのです。


このポジションはあくまで維持率を上げるためのものなので、爆上げして利益が乗ったからといって108.5あたりで色気を出して利確なんてしてはいけません。

そこで利確しちゃったら、両建てロングが外れて維持率がまた元に戻ってしまい、最悪ロスカされる可能性がありますからね。

108.2でロングを持ったら、そこに同値(108.2)のストップをいれてそのまま放置しておきましょう。

仮にまた108.2まで戻ってきたら、プラマイゼロで同値撤退されるだけ。何も損失はありません。


ナンピン同様、両建てもまた使いようによっては悪どころかトレーダーを救ってくれる神にもなりうるのです。


「巷で言われているからナンピンも両建てもダメなんだ、だからやめておこう」というのはちょっともったいないと思います(´・_・`)

以上、ナンピン&両建ての有効性について語ってみました。




海外業者なら追証なしのゼロカット!





僕の実際のマーチンゲール手法については「大事なのは利益額?ピプス数?ナンピンを打つ際の値幅間隔はどうすればいい?」を参考にしてみてください。

ナンピン手法で50万から5億円にした男の話は こちらの記事 を参考にどうぞ。