2019/07/16

大事なのは利益額?ピプス数?ナンピンを打つ際の値幅間隔はどうすればいいの?

首をかしげる


<ナンピンを打つ際の値幅は?>


前回の記事 でナンピンについて取り上げたところ、
「どれぐらいの間隔でナンピンを打っていけばいいの?」
とのご質問をいただきましたので、少し解説してみたいと思います。


ここで取り上げるのはすべてドル円に即したものとなります。

では順を追って説明していきましょう。



手順としては、

① 資金に対してトータルで何枚ポジれるかを決める


こちらの記事 にも書いたとおり、ドル円は過去に約4円から8.5円の値幅で急激な変動が起きていることがわかります。

ここから逆算し、僕は最低でも800pipsの暴落には耐えられそうな枚数でポジションを取っています。

(ナンピンしていくと逆行した際に当然含み損が発生し、それにより当初の維持率も下がってしまうので、ロングの際は最低でも8円程度の余裕は見ておくといいかなと思います)



② ナンピンくん を使って予測される計算値を割り出す


ドル円の一日の最大下落率は約1円〜1.5円(逆にこの値幅の一日の”暴騰”はほぼありません)。

つまり、デイトレなら一日1.5円(150pips)までの暴落を見越し、ロングする際に約50pips間隔(計3回)でナンピンを打っていくわけです。

ナンピン計算は こちらの計算ツール(ナンピンくん) を参考にどうぞ。誰でも無料で使えます。


【追記】
2019年8月にドル円が一週間に4円の暴落を見せており、ドル円の一日の最大下落率が塗り替えられました。
詳しくは こちらの記事 をどうぞ。




③ マーチンゲール手法に則り枚数を決める


ナンピンを次のポジションでは最初の倍に、その次はまた倍にして打っていく技が「マーチンゲール」でしたね。

僕は念には念を入れて、2倍ではなく3倍ずつポジションを取っていく「3倍マーチン」を採用しています。


例えば、画像のように3倍ずつ計3回ロングのナンピンを打っていったとします。

(108.85でL10枚、108.25でL30枚、107.75でL90枚。チャートに即してのポジ取り設定のため、ここでは厳密に50pips間隔ではないことをご了承ください)

マーチン4時間足



直近高値が109円、ドル円の一日の最大暴落率がだいたい1.5円なので、107.50までは暴落があるだろうと(108.85で10枚ロングを打った時点で)予測しておきます。

その後、予想どおり107.50まで逆行したと仮定して、リバで半値戻しは期待できるとします。

109から107.50の半値戻しは108.25。


ナンピンくんではじき出した結果は以下の通りになります。


ナンピンくんマーチン


逆行するごとに3倍マーチンを打ってゆき、合計枚数130万通貨、平均レートは107.95まで下がりましたね。

これで108.25まで値を戻せば、無事39万円の利益となります。



④ ナンピンポジを利確する


108.25まで値を戻せば無事39万円の利益と書きましたが、予想に反して108.25までは戻らないことも当然あります。

そんな時は以前書いた記事、 ナンピンに則した利確方法 でうまく逃げてください。


余談ですが、リーマンショック当時もひたすらだらだら下げ続けたわけではなく、1〜2円程度のリバは何度もあったわけです。

リーマンショックまで行かなくとも、下落相場時に大きなショートカバーが入ることでナンピンポジを逃す機会はどこかで必ず訪れるはずなので、チャンスを逃さないようにしましょう。



こちらの記事「15分足による利確」を紹介しました。が……

「15分足ベースのチキン利食いなのに逆行したらナンピンホールドで含み損に耐えるのは効率が悪い!」

「そもそも3倍マーチン前提だと最初に打つ玉が少なすぎる!」



といったご指摘もあることでしょう、いやはやごもっとも。

そう思う方は こちらの記事 でご紹介した2%ルールに則った損切り前提で、一回に打つ玉をもう少し多めに持てばいいのです。


ナンピンは、あくまでも損切りができない人向けの手法です。

損切りができないのなら、これはもう逆行して含み損に耐えることを前提に、1回に持つポジションを少なくする以外にない。

とはいえ海外口座なら、たとえ薄くナンピンして行ったとしても国内口座と違って枚数は結構張れちゃいますけどね。

(僕が使っている海外口座については こちらの記事 を参考にどうぞ)



ナンピンは損切りが苦手な人向けなんだね。
寝てる子犬



当然ながら、国内・海外口座に関係なく、資金は多いに越したことはありません。

よくピプス (pips)数で勝ちを誇る人がいますが、トレードは稼いだ金額がすべて。

1万通貨をスイングホールドして100pips取って10000円の利益よりも、100万通貨で10pips取って10万円の利益のほうが理にかなっているのは言うまでもありませんね。



……いかがでしたか?

今回は、僕の考えるマーチンゲール手法について詳しく解説してみました。

参考になれば幸いです。



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